金融用語解説集

CFD




“Contract for Difference”の頭文字をとったもので、「差金決済取引」のことです。現物をやり取りせず、取引によって生じた差額のみを受け渡す取引のことです。そのため、売りポジション(取引銘柄の価格が下がると利益、上がると損失となります。)を持つことが可能です。

ポジション(買い・売り)を持つために、また、保有したポジションを維持するのに必要な「証拠金」(現物取引で必要な金額の10~25分の1であることが多く、少額の設定となっています。)のみで取引できるため、現物取引に必要な金額に比べ、少額の証拠金での取引となりますので、多くのポジションを持つことが可能です。

同じく差額を受け渡しするFX取引(為替)のように、株価指数(日経225やNYダウなど)や商品(金や原油など)の取引ができます。 大きく分けて取引所CFDと店頭CFDがあり、取引所CFDは東京金融取引所に上場している「くりっく株365(取引所株価指数証拠金取引)」のことです。店頭CFDはそれを提供しているCFD業者と1対1の直接取引のことで、取引所CFDより多様な銘柄(CFD業者によって取扱銘柄が異なります。)を取引することができます。




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