金融用語解説集

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デリバティブ




金融派生商品のことをいいます。債券・外国為替・株式など伝統的な金融取引によるリスクを回避するために開発された金融商品の総称のことをいいます。

金融取引には、相場の変動などによるリスクがありますが、これに対してデリバティブは基礎となる商品(原資産)の市場価格・指標の変化など、相対的に価値が定められる金融商品になります。このため、金融取引の将来にわたる一定幅の価格変動をヘッジするためにデリバティブ取引を利用することが多いです。

尚、デリバティブの利用目的には「リスクヘッジ」や「スペキュレーション(投機)」や「アービトラージ(裁定取引)」があります。また差金決済取引や空売りで利用することがあります。 
現在は単独の商品としても扱われることが多くなっています。
一般的にはハイリスクハイリターンの取引になっています。

〇代表的なデリバティブ取引
・外国為替証拠金取引(FX)
・差金決済取引(CFD)
・先物取引
・先渡取引
・有価証券先物取引
・スワップ取引
オプション取引

デリバティブ取引には市場デリバティブ取引店頭デリバティブ取引・外国市場デリバティブ取引の3つに分類されています。

デリバティブ取引の特徴としては、例えば、株式取引の場合、本来、値上がり狙いの商品ですが、市況状況が価格下落と予想すれば値下がりを狙えます。 また、レバレッジ効果(少ない資金で大きな取引ができること)を利用する商品で、必要な資金が少額の商品です。




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